きゅうり棚に誘引します

主な内容
 先に作成しておいたきゅうり棚に蔓が付くように誘引し、上方に広がるように育てますます。

作業時の注意
 誘引に使用する(蔓を縛る)紐は、蔓の成長により食い込むことが無いように8の字に捩った紐か大きくたぶませて固定します。

きゅうりの育て方(誘引 苗のとき)

きゅうりの誘引画像きゅうりネットの底辺部分と蔓を固定
 きゅうりの蔓が、ネットの傾斜に反する(地面を張っている)向きに成長しているため、ネットの向きに誘引しています。
 向きが替わらないよう、8の字捩った紐で固定しています。
胡瓜の誘引写真きゅうりネットの底辺部分と蔓を固定
 きゅうりの蔓が、ネットの傾斜に沿うように成長しているため、風で離れないよう補助的に誘引しています。
 補助的ですので、成長に阻害が発生しないように大きな輪で縛っています。
誘引されたきゅうり写真きゅうりネットと蔓を固定
 きゅうりの成長にあわせ、蔓の向きが変わらないように誘引しています。
 このとき、栽培初期に誘引した紐がすでに不要となっているので、除去を合わせて行います。 古い紐を放置すると、蔓の成長により蔓に食い込み、成長が阻害されます。

きゅうりの育て方(誘引 成長したとき)

横に伸びたきゅうり蔓写真成長したきゅうりの蔓の誘引
 きゅうりが大きくなるにつれて、親蔓や子蔓が伸びてごちゃごちゃになります。
 放置すると上方に伸びてほしい親蔓や子蔓が横に伸びてしまいます。
 写真では、手の先部分から左に(赤く囲った部分)蔓が伸びています。
蔓の伸ばす写真蔓を伸ばして誘引
 既に蔓から伸びたヒゲがきゅうりネットに絡みついていますが、無理やり引き起こします。
 蔓さえ切れなければ、ヒゲが少々切れても気にしなくて、大丈夫です。万が一、蔓がおれた場合は、その蔓の成長が望めません。しかし、摘心したときと同様に、子蔓、孫蔓が伸びますので、子蔓を替わりに丁寧に伸ばしましょう。
誘引写真伸ばした蔓の誘引固定
 蔓が無理なく上方に向くように、きゅうりネットと縛り、誘引を行います。
 今回の蔓は長い為、1箇所の固定では、蔓の負荷が大きいことから、2箇所で固定します。

 写真は1箇所目。
誘引終了写真誘引の終了
 2箇所目を固定したことから、手を離しても蔓の先端も上方に向くようになり、終了です。
 新たに蔓が伸びた場合は、誘引作業を繰り返します。
 親蔓の丈が、作業者の背丈を超えたら摘心を行います。

 写真は2箇所目。
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