きゅうりの摘心
きゅうりが大きく成長したら、蔓の摘心作業を行い、他の蔓を成長を促します。親蔓を摘心すると子蔓が。子蔓を摘心すると孫蔓の成長が促されます。
・摘心の方法
摘心の方法は、大きく分けると二通りあります。
① 蔓の成長に合わせて摘心を繰り返し、各摘心により子蔓の成長を促す方法。
② 親蔓、子蔓、孫蔓、それぞれを一定の高さ(長さ)まで成長させた後、順に摘心を行い、順番に成長させていく方法。
当サイトでは②の方法を紹介します。
また、②の方法による栽培が、失敗することが少なく、栽培が行い易いです。
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きゅうりの育て方(摘心)
摘心する場所 丈がきゅうり棚の高さ(180~190cm程度)に成長しています。 これ以上親蔓が成長しても、丈が高くなりすぎて意味がありません。 摘心により、子蔓・孫蔓の成長が促されます。 今後きゅうりは、成長過程の子蔓・孫蔓に実ります。 赤丸部分が、今回作業する親蔓の摘心箇所です。 |
摘心部分 上の写真の赤丸部分です。親蔓の先端です。 健全な芽が形成され、放置するとどんどん伸びることにより、養分が浪費されます。 成長を止めるため、先端を落とします。 |
摘心の方法 摘心作業に鋏を使用しています。 摘心には、感染予防のため手摘みの方法が紹介されていることもあります。 ここまで成長していれば、感染予防は気にするほどでもありません。 |
摘心されたきゅうり 鋏により、摘心作業が完了しました。 先端を摘んだことにより、親蔓が伸びる為の養分が子蔓に分配され、子蔓が成長します。 今回は、親蔓の摘心作業でしたが、子蔓も同様の高さに成長したら摘心を行います。 子蔓の摘心では、養分が孫蔓に分配され、孫蔓が成長します。 |