なすの育て方(芽かき)

主な内容
 なすが成長するように、不要なわき目の芽かきを行います。

作業時の注意
 接木の苗の場合は、台木から出る脇目に特に注意を払い確実(こまめ)に芽かきを行いましょう。成長がが早く、勢いがあるため接木された苗の生長が大きく阻害されます。
 1番花の付近(通常、下2芽)が、主枝となり、今後重要な役目を果たしますので大切にします。

なすの育て方

なすの芽かき前の写真
 芽かき前のなす苗
 台木部分に不要なわき目。
 既に1番花が付いています。
芽かきする芽
 なす苗上部の拡大写真です。
 中心に花芽。
 花芽の周りに、側枝となる芽があります。
わき芽の写真
 なす苗下部の拡大写真です。
 不要なわき目が発生し、ごちゃごちゃしています。
なすの芽かき完了写真 芽かきが終了したなす苗
 1番花と、下部のわき目が芽かき作業により除去されました。
 1番花付近の側枝として芽は、今後合計で3本となるように主枝として使用し重要となります。※1
 ※1 主枝の補足
 1番花の付近(通常、1番花の下2芽)が主枝となると説明しましたが、主枝と決定しているわけではありません。
 主枝の位置が低すぎると、なすが成長し実ったときに地面に近く汚れてしまいます。(ナメクジなどの害虫の被害も受けやすい。)
 そこで、管理人の栽培方法(育て方)では、1番花の付近(下2芽)から地上30cm程度の範囲内で、主枝をとります。枝を広げてやります。
 これにより、やや作業位置が高くなりますが、作業がやり易いなるくらいで、特に支障はありません。
 次の工程 なすの育て方(誘引) へ

ページトップに戻る